2010年07月31日

意外と身近に

伊坂幸太郎『チルドレン』を読む。 
『陽気なギャングが地球を回す』や『ラッシュライフ』、『グラスホッパー』が一つの流れだとすると、これは比較的読みやすいというか、『死神の精度』はまだ読んでいないが、どうもこっちに近いらしい。 
「各地で戦争が起こり、人が互いに殺し合い、世間では下らないことで、愚かな事件が続発する。こんな世の中が良くなるなんてのは、ほとんど奇跡だ」というような発言に対し、それを全く肯定した上で、「だから、我々は奇跡を仕事にしているんだ」と言い切るところがあり、普通の小説(物話は宗教とは関係ない)でもこういう言葉が出てくるのが面白い。 
教皇庁には「奇跡鑑定人」がいるそうだが、というかそういう小説があったのを思い出した。 
今度、 
「お仕事は?」と聞かれたら 
「ええ、奇跡に関することを少々」と答えてみようかと思う。


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2010年07月28日

神の摂理、人の論理

東野圭吾『容疑者Xの献身』を読む。 
久しぶりに、本格テイストの一冊。それにしても、東野圭吾もよく本を書く。昔は、本格の王道的なものが多かったが、最近は色々なものを書いている。それにしても、本人もいっていたようにユーモア小説のつもりで書いた『秘密』が純愛として話題になるのだから、とりかたもいろいろなのだろう。「問題をつくるもの」と「問題を解くもの」どちらにより才能が必要とされるのか、という問いが出されるが、同じように、完全でありながら自由を委ねた神と不完全でありながら自由を享受する人間では、どちらがより苦心するのか。比べることに意味はないが、なんとなく思いついた。


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2010年07月26日

一本歯下駄の効用

 一本歯下駄を履くとどうなるのだろうか?
 一本歯下駄を履くだけでバランス感覚が磨かれる。履くだけで?本当だろうかと思われるかもしれない。しかし、赤ちゃんが寝返りをうち、四つんばいになり、はいはいをするようになり、つかまり立ちをし、一人で立てるようになり、歩けるようになる。これらは誰に教わったわけではなく自分で習得し、行っている。試しに町で行き交う人の歩き方を見てみると、それぞれ歩き方が違うことに気がつくだろう。つまり、自分の立つ姿勢、歩き方などは自分で気がつき、自分で変えていく以外に方法はない。一本歯の下駄は不安定だからこそ、普段気がつかない自分のあり方を見つめるのに最適な道具なのだ。
 さあ、一本歯下駄を履こう!!
 一本歯下駄を履いて歩くことは多くの人にとって難しいことではない。実際に私の周囲で一本歯下駄を履いて歩くのに時間がかかった人は一人もいない。しかし、信号待ちなどで止まっていることは非常に難しい。人間の重心はどうやら一箇所にとどまっていることはなく、常に動いているようだ。その重心をコントロールし、自分の体を制御できるようになれば、仕事やスポーツの場面で今までにない力を発揮できると考えられる。
 バランス感覚が磨かれると良いことばかりだ。楽に大きな力を出すことができるようになる。実際に、一本歯下駄を履いて重い荷物を持ってみると、履いていない時より軽く感じる。これは、身体全体を使って荷物を持とうとするからで、普段からこのようにできれば、余分な力を使わなくてもすむ。もちろん、介護などで介護する側が腰を痛めてしまうといったこともなくなるだろう。
 一本歯下駄を履くと身体をリフレッシュさせることができる。普段オフィスワークなどで同じ姿勢でいなければならない人などは、一日に数十分一本歯下駄を履くだけでかなり身体をリフレッシュできる。肩こり、腰痛などがある人には是非試してみていただきたい。


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